どもどもー、こちらPopfanです!
新年が始まってもうほとんど一ヶ月半経ちましたね。皆様は元気で、健康で、安全でしょうか。僕は先月から定期的な筋トレを再開し、毎朝ウォーキングをするようになりました。体に効くかどうかまだ言えませんが、気分はよくなってきます。朝のルーティンが一定しているのはいい気持ちですね・・・
それはさておき、話したいのはサークル自体のことです。今から大きく変わろうとしていますから。
きっちり9年前、Skypeのグループに加えられていたことに目覚めました。グループにいた二人は僕を加えたSpaztiqueさん、そしてプログラミングができそうと言われたFullHitPointsさん。後者のプログラミング能力と、Spaztiqueさんの作曲や文章と、僕のデザイン感やアイディアがあれば、「東方海冒険」を実現する可能性があると感じたのです。結局失敗したのは当たり前なんですが、チームが結成された日であり、「上海アリス幻樂団」の西洋版だと思いながらそのチームを「外人アレク現作団」と名付けることになりました。2013年に、日本以外に東方二次創作ゲームを作るチームはほとんどなかったので、二次創作ゲームやアルバムをたくさん作って知名度を上げようと思っていたんです。
非常に野心的でしたものの・・・一作品も完成できませんでした。「東方海冒険」は没され、「マジカナ」は中止され(メガドライブ移植の機会も失って)、立ち絵を描いてくれるために加わった人もすっぽかしてしまい、そしてSpaztiqueさんもFullHitPointsさんも、みんなが成長して人生に重要なことをするべきになったため、結局退職したんです。実際にプレイできるものを完成させ公開させるまでには、5年以上の歳月を要して、それはたった一人に開発されました。
時間とともに変化してきたのはSpaztiqueさんたちの感性だけではなかったですし。先月、僕は真剣に(その時の)チーム名を考え直していました。それは本当に僕がなりたかったものなのだろうか? 何かや誰かの模倣に過ぎないことが? そもそも、東方二次創作ゲーム開発コミュニティにほとんど興味がなくなってきて。作曲も東方と無縁になりつつありますし、「夢界幻魔伝」は東方のデザインを真似していた時代のものですが、今後は自分なりの道を歩こうと思っています。
そうして、サークル名をどうするかを長く考え続けて、ついに・・・
あまりにも思い切った更新が要らないので、ビジュアル的に前と同じです。でもこの新しいサークル名は、今の僕の人生観を端的に表しているような気がしています。説明しておきます。
「逆向(ぎゃっこう)」とは、「逆を向く」、言い換えれば「後ろを振り返る」という意味です。「ロード」とは道です。僕はどれだけ遠くまで来たか、まだどれだけ遠くまで進む隠喩。作品だけでなく、感性も、成長も、人生全体の歩みも・・・よく考えたら、後ろを振り返りながら前へ進むと、それが後ろ向き歩き、逆行(ぎゃっこう)のことです。
僕は昔からノスタルジアが魅力ありだと思っているんです。幼少期にメガドライブ、その後プレイステーションで遊んだ思い出。10代前半、メガドライブを再発見し、我が家のゲーム機をやっぱり壊さなかったことに気づき、それでよく遊びながらエミュレータでマスターシステムもプレイして。そして10代後半、友達とPSO1をプレイして、YouTubeでゲームプレイ動画を投稿するようになって。大人になったばかりの頃、ゲーム開発に目覚め、東方コンに参加して。「夢界幻魔伝」などに費やした苦労と、いよいよ公開できたときの見返り・・・
つまり、どんな時代でも、懐かしい思い出があり、それを振り返り、慰められます。将来新たな懐かしい思い出も作り続くことを信じています。僕には、それが人生の意味だと思います。過去に憧れるでなく、過去・現在・未来が自分の中に共存にすること。今を大切にすることで、刺激的で充実した人生を送り、時々振り返って、自分がどれだけのことを成し遂げたか、どれだけのことが実際に起こったかを実感できるようにすること。
一番よくないのは、何もせずに日々を過ごすことだと思います。せっかくの一度きりの人生だから、有意義に過ごしましょう。そうですね・・・うつ病のような精神疾患は自分を維持するための最も基本的なことを行うことさえ非常に困難な場合がありますね。僕もそんな体験があったことありますが、講演者や自営業者が口にするようなサクセスストーリーのようなものを描くつもりはありません。時間がかかっても問題ないです。後発でも問題ないです。自分の惨めさや気だるさに囚われていても、人間として劣っているわけではないのです。だって、僕はこんなことに気づき、自分の人生を変えるために必要な力と支援をようやく見つけるまでに9年かかったのです。そしてそれでもまだまだです。
君ができれば、是非自分のノスタルジアを作るために頑張ってくださいね。でもできなければ、必要なだけ望むだけ、僕のに浸ってもいいです。
なぜなら、この「逆向ロード」はみんなが並んで歩めるほど広いんだから。